Univiewはこの度、サーマルカメラを新発売しました。サーマルカメラと従来のカメラでは、光学原理が異なります。サーマルカメラは、物体からの熱放射を受けて画像を表示するため、従来のカメラでは「見えない」ものを温度として「見る」ことができ、この原理により、より高機能で実用的なカメラ性能を実現します。新型サーマルカメラは、通常のサーマルカメラの「見通し」性能を一層向上させるとともに、スマート侵入防止機能、火災検知機能、温度監視機能なども搭載しています。

スマート侵入検知

環境が複雑すぎるとターゲット検知の精度が影響を受けるため、スマート侵入検知機能（SIP）を実現するには、環境という高いハードルを乗り越える必要があります。天候や光、被写体の乱れなど、わずかな環境変化でも、機能の精度が影響を受けます。

しかし、サーマルカメラは、遮蔽物を透過するため、熱放射を通じて現場のの時間的変化を感知することができます。これが、従来のカメラでは対象物を検出できない場合でも、サーマルカメラでより正確に検出できる理由です。

火災探知

火災の予防は、私たちの生活の安全を守る上で、非常に重要です。一度火災が発生すると、往々にして莫大な損失が発生します。火災は煙など複雑な要因があるため、従来のカメラでは周囲を観察することは容易ではありません。

物陰に隠れていて肉眼で見えなくても、火は高温を発生します。サーマルカメラを使用することで、監視対象エリアの温度変化として火災を捉えることができるので、人や物に被害が及ぶ前に対応することができます。

温度監視

変電所や石油パイプラインなどでは、機械の動作により発生する熱で温度が上昇し、火災の危険性が高まります。サーマルカメラは、目に見えない「機械の温度情報」を検出することができます。手動で設定した温度のしきい値を超えると、アラームが作動し、手遅れになる前にメンテナンスやトラブルシューティングを行うよう警告されます。

Univiewの新サーマルカメラを使用すれば、配電盤や空調設備の故障などの日常検査や、水害の評価、火災予防・救助などの状況で、暗くて肉眼では確認できない問題も確実にキャッチすることができます。UNVサーマルカメラのおかげで、日常生活の安全性と快適性が一層向上します。